無添加のビールを探している方に。副原料を使わない、こだわりのオーガニックビールおすすめ6選

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無添加のビールを探している方には、副原料が使われていないオーガニック(有機栽培)ビールがおすすめです。
オーガニックビールは、原料や製法にこだわって造られているものが多いからです。
ここでは副原料を使わない、こだわりのオーガニックビールをご紹介します。

ビールの主原料は「麦芽」「ホップ」「水」「酵母」

ビールの主となる原料は「麦芽(モルト)」「ホップ」「水」「酵母」の4つ。ビールは、この4つの原料があれば造ることができます。

そしてオーガニックビールの多くは、これら4つの原料のみで造られています。
オーガニックビールのメーカーは、ビールの本場ドイツが定めている「ビール純粋令」を手本にして、ビールを造っているところが多いからです。

「ビール純粋令」とは、ビールに使って良い原料を「麦芽・ホップ・水・酵母」のみと定めている法律です。原料を限定することで、品質の良いビール造りを守らせるためです。

オーガニックビールはクラフトビール(旧名:地ビール)として、小規模なビール醸造所によって造られているケースが数多くあります。小規模なビール醸造所では、原料や製法にこだわるだけでなく、味のバリエーションやパッケージにも個性あふれる魅力を備えているのが特徴です。

一般的なビールは麦芽とホップのほかに「副原料」が使われている

一般的なビールの多くには、基本原料の麦芽とホップのほかに、「副原料」が入っています。
副原料は「味をすっきりさせる」、「ビールの香りを調整する」といったビールの個性を生み出すために使われます。

副原料を使わなくても、ビールの個性は作れます。あるクラフトビールのメーカーさんは、「たった4つの原材料でも、出来上がるビールの種類は無限大」と紹介しています。

ビールの副原料には米、トウモロコシ(コーンスターチ)、でんぷん(コーンスターチ)などが使われます。

そして副原料は法律上の「食品添加物」には該当しませんが、含まれる比率によっては、ビールではなく「発泡酒」に分類される要素を持っています。

純粋な無添加のビールを探しているのであれば、副原料を使わないビールを選ぶのが良いでしょう。

無添加ビールおすすめ5選

上馬ビール

上馬ビールさんは、三重県にある山のふもとに位置する、無添加ビール専門の醸造メーカーです。
100年前には当たり前だった「本物のビール」を忠実に再現することをモットーに、本場ドイツの製法にこだわったオーガニックビールを造っています。

【有機農産物加工酒類】上馬ビール 330ml 10本セット無ろ過 生酵母入
上馬ビール

原料はドイツから直輸入した「有機無農薬麦芽100%」と「有機ホップ100%」のみ、仕込みの水は、養老山系の自然水を使っています。

また仕込みに使う釜や濾過槽といった設備も、全てドイツ製で統一しています。

60日間かけて自然熟成させる上馬ビールは、自然なビール酵母やアミノ酸が含まれています。冷蔵庫で保管すれば、旨み成分が損なわれることなく活き続ける、自然派のオーガニックビールです。

  • 原材料:有機無農薬麦芽100%・有機ホップ100%
  • 仕込水:養老山系自然水
  • ビールの発酵方法:ラガー(下面発酵)

サンサンオーガニック

「よなよなエール」のブランドで知られるヤッホーブルーイングさんは、軽井沢町(長野県)に本社を置くビールメーカーです。

「画一的な味しかなかった日本のビール市場にバラエティを提供し、新たなビール文化を創出することでビールファンにささやかな幸せをお届けしたい」がヤッホーブルーイングさんのミッション。

ブランド名やビールのラベルデザインなどにも、遊び心にあふれたビールをたくさん創り出しています。

サンサンオーガニック 350ml×24本
よなよなエール

サンサンオーガニックビールの原料には、有機栽培のモルト(麦芽)とホップが100%使われています。
そして、質の良いホップとモルトを手に入れるため、世界中から厳選された素材を取り寄せています。

また伝統的なエールビール製法にこだわることから、仕込みの水もエールビール発祥の地に倣って、ミネラル分を多く含む「硬水」が使用されています。

さらにビールはブルワー(醸造家)によって、醸造所内の温度や湿度といった環境を見極めながら醸造、納得のいくものだけを届けるこだわりです。

「サンサンオーガニックビール」は、香りとコクを重視したビールです。

  • アルコール度数:5.0%
  • ビールの発酵方法:エール(上面発酵)

エチゴビール 有機栽培プレミアムビール

「エチゴビール」さんは1994年に、日本のクラフトビール(旧名:地ビール)第一号として誕生したメーカーです。

「有機栽培プレミアムビール」は、原料にこだわり、厳選した有機栽培の麦芽と有機栽培のホップを100%使用した、日本では数少ない有機認証を受けたプレミアムビールです。

スッキリしたのど越しと、ホップの苦みの効いた爽やかな味わいが特徴です。

  • 原材料:麦芽、ホップ
  • アルコール度数:5.0%
  • ビールの発酵方法:ラガー(下面発酵:ピルスナー)

いわて蔵ビール ナチュラルビール

「いわて蔵ビール」は、「世嬉の一酒造株式会社」さんのクラフトビール(旧名:地ビール)ブランドです。

大正7年創業の老舗ですが、常に新しいことに挑戦するベンチャー企業体質を持ち、「世の人々が嬉しくなる一番の酒造り」を目ざす精神で、ビールを醸造しています。

老舗ならではの酒造りの技と、醸造士の経験・知識により生まれた「いわて蔵ビール」の品質は、多くの国際大会で受賞し、高い評価を得ています。

いわて蔵ビール ナチュラルビール(自然醗酵ビール)
いわて蔵ビール

いわて蔵ビールの大きな特徴は、干柿の天然酵母100%を使った「自然醗酵」にあります。

一般的なビールのほとんどは、醸造用に培養された酵母が使われています。
一方、いわて蔵ビールは通常のビールと異なり、培養されていない自然発酵した野生酵母を使っています。

干し柿から採取した数種類の酵母で自然発酵させることによって、ワインのように複雑で味わいのあるビールに仕上がっています。

  • 原材料:オーガニック麦芽、オーガニックホップ
  • ビールの発酵方法:自然醗酵

有機農法ビール ミレー/有機農法 富士ビール

「有機農法ビールミレー」は、OCIA(※)が認定した、日本第一号のオーガニックビールです。
(※)有機JAS認証を行なう認証機関

原料は、農薬を使用せず栽培した大麦とホップ100%が使われています。
原料は、すべて酸化防止剤不使用、殺虫剤や消毒剤、農薬も不使用。また大麦は、非遺伝子組み換えです。

麦芽、ホップは2年間以上化学肥料を使用していない農地で、自然の肥料のみで栽培されています。

仕込みの水は深さ3万5000年前の地下水脈より汲み上げ、さらに活性化炭素に通した天然水のみが使用されています。

「有機農法ビールミレー」は、一般的なビールより、少し濃いめの味わいです。

  • 原材料:有機麦芽・有機ホップ
  • アルコール度数:5.0%
  • ビールの発酵方法:ラガー(下面発酵:ピルスナー)

一方の「有機農法 富士ビール」は日本で最初のオーガニックビール。ドイツ産の有機栽培された大麦と有機栽培されたホップが100%使用されています。

「有機農法 富士ビール」は、「有機農法ビール ミレー」より少し苦みを強くした味わい、ふくよかな香りが特徴です。

  • 原材料:有機麦芽・有機ホップ
  • アルコール度数:5.0%
  • ビールの発酵方法:ラガー(下面発酵:ピルスナー)

小樽ビール ピルスナー/小樽ビール ドンケル

ピュアでナチュラルなビール造りにこだわる「小樽ビール」さんは、他のクラフトビールメーカーに酵母を提供する、日本のビール酵母における草分け的存在です。

自社のビールでは、タイプに合わせて育成させた5~6種類の自家製酵母を使用しています。

原料の麦芽はドイツ産の有機栽培のみに限定。
ブラウマイスター(※)、ヨハネス・ブラウンさんが、直接ドイツから仕入れた10数種類の厳選麦芽だけを醸造に用いています。

またヨハネス・ブラウンは、アロマホップを毎年ドイツから買い付けています。4種のドイツ産アロマホップを使用し、まろやかで口当たりのよい苦味を醸し出すビールに仕上げています。

(※)ドイツの専門養成機関で、技術と知識を身につけたビール職人に与えられる称号

仕込み用の水は、成分がビール作りに適したチェコのピルセンの水によく似た、小樽の軟水を使用しています。

◆小樽ビール ピルスナー

新鮮なアロマホップがたっぷり使われている「小樽ビール ピルスナー」は、透明感のある美しい色、華やかな香り、はじける爽快感が特徴です。

「小樽ビール」さんでは、当時のピルセンで行われていた伝統的な製法にのっとってピルスナーを製造。 時間と手間をかけ、「なめらかな喉ごし」と「軽やかな飲み心地」のビールに仕上げています。

  • アルコール度数 :4.9%
  • ビールの発酵方法:ラガー(下面発酵)
◆小樽ビール ドンケル

「小樽ビール ドンケル」は、クリーミーな泡立ちとカラメルフレーバーが特徴です。 カラメル麦芽をふんだんに使い、ダブルデコクション という、ドイツの伝統的な醸造方法で造られています。

デコクション醸造法では、安価なダークモルトを混ぜることなく、自然で豊かな香りと深い色合いを醸し出すことができます。
それだけに時間と手間がかかり、コストも高くなりますが、自然の恵みを最大限生かしたいとする「小樽ビール」さんは、あえて伝統的な製法で「小樽ビール ドンケル」を造っています

ビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富。 スムーズでクリーミーな味わいです。

  • アルコール度数 :5.2%
  • ビールの発酵方法:ラガー(下面発酵)

まとめ

ビールの主となる原料は、「麦芽(モルト)」「ホップ」「水」「酵母」の4つです。

オーガニックビールの多くは、ビールの本場ドイツが定めている「ビール純粋令」を手本にして、これら4つの原料のみで造られています。

無添加のビールを探している方は、副原料が使われていないオーガニックビールがおすすめです。

Picture of まっさん(大塚雅代)

まっさん(大塚雅代)

慢性の皮膚トラブルがきっかけで、20代の頃から『無添加』を意識。完治した後も、無添加を取り入れるライフスタイルを、そのまま続けています。
40代からは『週末だけ田舎暮らし』という二住居生活を始め、50代に完全移住しました。
自家用の野菜やお米は、無農薬でつくっています。
ナチュラルな製品や無添加の製品が、世の中に少しでも増えてほしいと願っています。

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