グラノーラは、オーツ麦や大麦などの穀物にナッツやドライフルーツを加え、甘味料やオイルとともに焼き上げた食品です。
食物繊維が豊富で、手軽に取り入れやすいことから、朝食やおやつとして親しまれています。
一方、市販品の中には、風味や保存性を高めるためにさまざまな加工原料が使われている商品もあります。
原材料表示を見て、できるだけシンプルな素材で作られたものを選びたいと感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、一般的なスーパーやコンビニでは見かけにくい、素材にこだわって作られたグラノーラをご紹介します。
もくじ
迷ったときのおすすめグラノーラ
フードコスメORYZAE(オリゼ)|米麹100%のグラノーラ
米麹を使った、シンプルな設計のグラノーラです。
保存料や着色料に頼らず、素材の風味を活かした仕上がりが特徴です。
砂糖を使わず、米麹由来のやさしい甘み。
食物繊維も豊富で、朝食や間食にも取り入れやすい一品です。
原材料
・プレーン:オートミール、米麹、米油
・チョコ:オートミール、米麹、米油、ココアパウダー
・バナナココナッツ:オートミール、米麹、米油、バナナチップ※、ココナッツファイン
※製造過程で砂糖を使用
・ドライフルーツ:オートミール、米麹、米油、レーズン、グリーンレーズン、ドライクランベリー
・アールグレイ:オートミール、米麹、米油、アールグレイパウダー
・シード:オートミール、米麹、米油、かぼちゃの種、ひまわりの種、クコの実
・抹茶:オートミール、米麹、米油、抹茶
・ほうじ茶:オートミール、米麹、米油、ほうじ茶パウダー
栄養成分表示:プレーンの例(1食40gあたり)
エネルギー 190kcal/たんぱく質 4.2g/脂質 8.6g/炭水化物 25.3g/糖質 22.5g/食物繊維 2.8g/食塩相当量 0.04g
原材料がシンプルなグラノーラのメリット
1.原材料が分かりやすい
家庭でも馴染みのある素材が中心なので、安心感があります。
2.素材そのものの味わい
甘さ控えめで、穀物の香ばしさやナッツの風味を楽しめます。
3.必要最小限の設計
栄養強化に頼るのではなく、素材そのものの栄養を活かしたつくりです。
素材重視タイプの注意点
価格がやや高め
原材料にこだわっているため、一般的な商品より価格は高めになる傾向があります。
内容量が少なめ
大容量タイプは少なく、1袋200〜300g程度の商品が中心です。
実店舗では見つけにくい
自然食品店やオンラインショップでの購入が主になります。
原材料にこだわる方におすすめ
- 原材料表示をよく確認して選びたい方
- 素材本来の味を楽しみたい方
- 甘さ控えめのグラノーラを探している方
- 食物繊維を意識している方
おすすめ素材重視グラノーラ
ナッツパラダイス グラノーラ:GMT
商品の特徴
グラノーラブームの火付け役とも言われる、日本初のシリアル専門店「GMT(ジーエムティー)」の グラノーラ です。
「ナッツパラダイスグラノーラ」には、素材にこだわった6種類のプレミアムナッツと、2種類のシード(種)が加わっています。
甘味づけはカナダ産のメープルシロップのみ。バニラビーンズで抽出した天然由来香料で、ほんのりバニラ風味に仕上がっています。
こんな方におすすめ
・ナッツが多いグラノーラを好む方
原材料
オーツ麦・メープルシロップ・キャノーラ油・全粒小麦・マカデミアナッツ・クルミ・ヒマワリの種・ピスタチオ・カシューナッツ・ピーカンナッツ・アーモンド・カボチャの種・バニラ香料
自家製窯焼き おいしいご縁
商品の特徴
「お菓子のようなシリアルではなく、素材の生命力を感じるザクザクとしたオーツ麦の美味しさを味わってもらいたい」というメーカーさんの思いからできたグラノーラです。
自然な素材だけで作ることにこだわっていますので、 香料・着色料・保存料・防腐剤などは使用されていません。
オーツ麦が60%以上使用されているので、 噛みごたえのある、ザクザクとした食感が特徴です。
甘みづけは、鹿児島県産の粗糖、カナダ産のダークメープルシロップが使われ、素朴でじわっと旨みを感じられる甘みに仕上げられています。
こんな方におすすめ
・ザクザクとした噛みごたえのあるグラノーラを好む方
原材料
オーツ麦、メープルシロップ、小麦粉、粗糖(鹿児島県産)、レーズン、米油、アーモンド、くるみ、クランベリー
ヤタロウズ オリジナルグラノーラ
商品の特徴
エッセイストの松浦弥太郎さんが、グラノーラ好きが高じて、アメリカ各地やフランスなどのグラノーラを長年食べ歩き、10年あまりかけて完成させたグラノーラです。
厳選した材料が使われた「ヤタロウズ オリジナルグラノーラ 」は、ほのかに甘く、サクサクで香ばしい味わいです。
こんな方におすすめ
・サクサクとした食感のグラノーラを好む方
・クオリティの高いグラノーラを求める方
原材料
有機オーツ麦、きび糖、バージンココナッツオイル、アーモンド、有機クランベリー、ゴジベリー、カカオ豆、食塩(ゲランド海塩)、有機シナモンパウダー、(一部にアーモンドを含む)
むそう オーガニック グラノーラベリー
商品の特徴
むそう オーガニック グラノーラベリーには、グラノーラに4種類のドライベリー(ストロベリー・ラズベリー・ブラックベリー・ブルーベリー)がブレンドされています。
こんな方におすすめ
・オーガニックにこだわる方
・ベリー系のドライフルーツが好きな方
・食物繊維の不足が気になる方
原材料
有機オーツ麦フレーク、有機砂糖、有機小麦フレーク、有機パーム油、有機ココナッツフレーク、有機小麦パフ(有機小麦、有機砂糖、有機小麦シロップ、有機蜂蜜)、有機蜂蜜、有機乾燥ラズベリー、有機乾燥ブラックベリー、有機乾燥ストロベリー、有機乾燥ブルーベリー、塩
西田精麦 九州 大麦 グラノーラ プレーン
商品の特徴

西田精麦さんは創業以来80年以上にわたり、熊本で麦と米の加工一筋に経営されている老舗メーカーです。
「九州 大麦 グラノーラ」は、主原料となる九州の大麦をはじめ、黒糖蜜や米油など、100%国産の原料でできているグラノーラです。
原材料へのこだわり
◎九州の大麦、国産の黒糖蜜。
・加工黒糖・黒糖は「沖縄・鹿児島県産さとうきび」から、てんさい糖は「北海道産砂糖大根」から作られています。
◎ 国産の米油
国産の米ぬかを原料にした玄米由来の米油。
◎ 香料・保存料・栄養強化剤は一切不使用。
こんな方におすすめ
・国産の原料にこだわる方
・原料がシンプルなグラノーラを好む方
原材料
大麦(九州産)、黒糖蜜((加工黒糖、てんさい糖、黒糖 ) 、米油
国産大麦グラノーラ(プレーン): 小川生薬めぐりあう恵み
商品の特徴
1925年創業の生薬メーカーが造った、個性的なグラノーラです。
メーカーの小川生薬さんは、徳島県の四国山地と讃岐山脈に囲まれた環境で、伝統と代々伝わる製法を守りながら和産生薬を提供しています。
◎砂糖、油、添加物不使用。原材料はすべて国産100%。
◎大麦を中心に5種類の穀物がブレンド。
◎ 自然の甘味や香ばしさ。
◎ほどよい固さと噛み応え。よく噛んで食べてほしい子どものおやつにも。
<運営者から>
※一般的なグラノーラとは異なる味わい。例えて言うと「あられ」のような和風を感じさせる味です。
※しっかり噛みしめて食べるタイプなので、硬いものが苦手な方や噛む力が弱い方は、お気をつけください。
こんな方におすすめ
・砂糖や油を控えている方
・国産の原料にこだわる方
・原料がシンプルなグラノーラを好む方
・お肌が気になる方
・健康を気づかう方
・お子さんのために、健康的なおやつを探している方

原材料
押麦(大麦)、玄米、大豆、黒大豆、はと麦

エルサンク・ジャポン 有機フルーツグラノーラ
商品の特徴
「有機フルーツグラノーラ」は、オーガニック(有機栽培)素材のフルーツグラノーラです。
4種類のドライフルーツとアーモンド、ひまわりの種がミックスされています。
香ばしく焼き上がった、ほど良い食感。甘さ控えめです。
こんな方におすすめ
・ドライフルーツが好きな方
・オーガニックにこだわる方
・甘さ控えめなグラノーラを好む方
原材料
有機小麦フレーク、有機レーズン、有機ライ麦フレーク、有機砂糖、有機オート麦フレーク、有機大麦フレーク、有機ヒマワリ油、有機イチジク、有機アーモンド、有機ナツメヤシ、有機ひまわりの種、有機りんご
素材にこだわったグラノーラの選び方
主原料で選ぶ
オーツ麦中心タイプ
「オーツ麦」は、小麦や麦などと同じく「穀物の一種」です。
オーツ麦は「もみ殻(がら)」が付いたままの状態です。お米に例えれば、玄米のような状態(全粒:ぜんりゅう)です。
全粒なので、糠(ぬか)や胚芽(はいが)といった部分に、ビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富に保たれているのが特徴です。
オーツ麦には「水溶性」と「不溶性」の2種類の食物繊維が含まれています。
このうち、「不溶性食物繊維」の方が「水溶性食物繊維」より、量が約2倍多く含まれています。
オーツ麦がメインのグラノーラ
ナッツパラダイスグラノーラ(GMT)/自家製窯焼き おいしいご縁 / ヤタロウズ オリジナルグラノーラ / むそう オーガニック グラノーラベリー
大麦中心タイプ
大麦には「水溶性」と「不溶性」の2種類の食物繊維が含まれています。このうち主に「水溶性食物繊維」が、豊富に含まれています。
ほかにもビタミンB群、カリウム、カルシウムといった栄養素が多く含まれています。
大麦がメインのグラノーラ
西田精麦 九州 大麦 グラノーラ プレーン / 国産大麦グラノーラ(プレーン)
豆知識:大麦と小麦の違い
小麦には、「グルテン」とよばれるたんぱく質が含まれています。グルテンは粘り気があるので、パンや麺を作るのに適しています。
一方の大麦には「ホルデイン」とよばれるたんぱく質が含まれています。ホルデインは粘り気がなく吸水性があるので、お米に混ぜて炊飯するといった食べ方が適しています。
ナッツ・ドライフルーツの有無で選ぶ
グラノーラの多くは、主となる原料の穀物以外に、ナッツやドライフルーツがブレンドされています。グラノーラにはブレンドの有無によって次のようなタイプがあります。
穀物のみ
西田精麦 九州 大麦 グラノーラ プレーン / 国産大麦グラノーラ(プレーン)
穀物+ナッツ
ナッツパラダイスグラノーラ
穀物+ナッツ+ドライフルーツ
自家製窯焼き おいしいご縁 / ヤタロウズ オリジナルグラノーラ / むそう オーガニック グラノーラベリー / エルサンク・ジャポン 有機フルーツグラノーラ
オーガニック原料で選ぶ
有機栽培原料を使用している商品もあります。
ヤタロウズ オリジナルグラノーラ (一部オーガニック以外も使用) / むそう オーガニック グラノーラベリー / エルサンク・ジャポン 有機フルーツグラノーラ
国産原料で選ぶ
原料の産地にこだわりたい方は、国産比率を確認しましょう。
西田精麦 九州 大麦 グラノーラ プレーン / 国産大麦グラノーラ(プレーン)
食べるときのポイント
グラノーラはヘルシーな印象がありますが、糖分や油分も含まれています。
食べ過ぎには注意しましょう。
また、食物繊維が豊富なため、体調に合わせて量を調整することも大切です。
一般的な市販グラノーラとの違い
市販の一般的なグラノーラには、穀物やナッツに加えて、保存性や食感を整えるための加工原料が使用されている場合があります。
一方、素材重視タイプは、原材料数が比較的少なく、家庭でも見慣れた素材が中心です。
どちらが良い・悪いではなく、
「どのような設計の商品を選ぶか」という視点で比較すると分かりやすくなります。
まとめ
グラノーラは、手軽に取り入れられる便利な食品です。
原材料表示を確認し、自分の価値観やライフスタイルに合ったものを選ぶことで、より心地よく取り入れることができます。
素材にこだわったグラノーラは、日々の食事を少し丁寧に整えたい方におすすめです。







