味噌は日本のスーパーフード。おすすめの無添加味噌9選

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スーパーフードとは、一般的な食品に比べて栄養価が高く、バランスの取れた栄養素が含まれている食材のことです。

味噌は「スーパーフード」と言われる、優れた健康食品です。

最近では海外でも日本のスーパーフードとして、味噌の人気が高まっています。
しかしすべての味噌に、スーパーフードとしてのちからが備わっているとは限りません。

製造方法や原材料の種類によっては、味噌が本来持っている優れた働きが失われている可能性もあるからです。

スーパーフードとして味噌を選ぶには、「無添加であること」はもちろん、「酒精が入っていない」「加熱処理されていない」など、チェックするポイントが、いくつかあります。

無添加味噌選び5つのチェックポイント

無添加味噌選び5つのチェックポイント

ポイント1.原材料が「大豆、麹、塩」だけであること

無添加味噌を選ぶには、原材料が「大豆、麹、塩」だけであることをチェックしましょう。

味噌の原材料は大豆、麹、塩だけです。とてもシンプルです。
ですから、大豆、麹、塩以外の材料が表示されていたら、添加物が入っていると判断します。

特にだし入り味噌は要注意です。
アミノ酸等といった化学調味料や、たんぱく加水分解物、酵母エキスといった人工的なうまみ成分が使われているからです。

たとえば「酵母エキス」は味噌の酵母とはまったく別物です。うま味を強く感じさせるために開発された人工的な成分です。また「たんぱく加水分解物」も、人工的につくられたうまみ成分です。

酵母エキス、たんぱく加水分解物のどちらも「食品」に分類されていますが、実質的には食品添加物と同じで、安全性に不安が残る物質です。たとえ「化学調味料無添加」と表示されていても、酵母エキスやたんぱく加水分解物が入っている味噌は、”ほんもの” の無添加味噌とは言えません。

無添加味噌を選ぶには、原材料が「大豆、麹、塩」だけであることをチェックしましょう

ポイント2.酒精が入っていないこと

次のチェックポイントは「酒精が入っていない」ことです。
酒精が入っていない味噌は、健康や美容に良いとされる乳酸菌や酵母菌が活きているからです。

酒精とはアルコールのことで、味噌の発酵を止めるために使われます。

もともと味噌は、乳酸菌や酵母菌の働きによって毎日発酵が続く「活きた食品」です。そのため日が経つにつれて、味噌の色が濃くなったり、風味が変わったりすることがあります。

しかし消費者の中には、そうした味噌の変化に不安を感じる方もいるようです。

そこでメーカーは品質を均一化するために、酒精(アルコール)を使って乳酸菌や酵母菌の働きを失わせ、発酵を止めているのです。

味噌は整腸作用にも優れている美容食とも言われていますが、それは乳酸菌や酵母菌が活きているからこそ。酒精(アルコール)が使われている味噌では、そうした働きは期待できません。

健康、美容を気づかうためであれば、酒精が入っていない味噌を選びましょう

ポイント3.加熱殺菌処理されていない生味噌であること

味噌には、発酵が続くことによって容器が膨張したり破裂したりするのを防ぐために、出荷前に加熱殺菌処理されている製品があります。加熱殺菌処理されることで乳酸菌や酵母菌の働きが失われ、味噌の発酵が止まるからです。

しかし健康や美容には、こうした「加熱殺菌処理をしていない」生味噌を選ぶことをおすすめします。

味噌は乳酸菌や酵母菌が活きているからこそ、健康や美容に役立つ食品です。加熱殺菌処理された味噌では、味噌本来のちからが失われている可能性もあります。

味噌が加熱処理されているかどうかは、原材料やラベルでは判断できません。加熱処理に関する表示義務は無いからです。

生味噌かどうかを見分けるには、味噌の容器をチェック

生味噌かどうかを見分けるには、味噌の容器をチェックします。

もし「味噌が呼吸できる空気穴がある」あるいは「膨張しても破裂しない工夫がある」といった容器であれば、生味噌という目安になります。

味噌の空気穴
味噌の空気穴サンプル1
味噌の空気穴
味噌の空気穴サンプル2

またメーカーの中には、製品説明で「生味噌」であることを明確に伝え、発酵が過剰にならないよう冷蔵庫、または冷凍庫にて保存することをすすめている製品もあります

ポイント4.天然醸造で作られた味噌であること

無添加味噌を選ぶチェックポイントの4つ目は、「天然醸造」であることです。

「天然醸造」であれば食品添加物は入っていません。天然醸造と認められるためには、食品添加物を使わないことが条件だからです。

さらに天然醸造では「人工的に醸造を促進させていない」ことも条件です。これについて、少し説明します。

味噌の醸造法には二通りある

味噌の醸造法には二通りあります。

「天然醸造法」

天然醸造法(てんねんじょうぞうほう)は、昔ながらの伝統的な作り方です。

季節ごとの自然な温度変化に任せて熟成させるため、多くは、材料を仕込んでから出来上がるまでに、1年以上かかります

「速醸法」

速醸法(そくじょうほう)は、味噌の醸造を人工的に促進する作り方です。

温度調節できる部屋で加温したり、発酵促進剤を加えたりして、強制的に麹の働きを活発化させて仕上げます。材料を仕込んでから2~3ヵ月で出来上がります。

醸造を早める発酵促進剤は人工的な添加物ですが、最終的に製品に残らないと判断された場合、添加物の表示義務はありません。

また味噌を加温して醸造を早める場合は、熱を加えることで殺菌もされるため、酵母菌や乳酸菌の働きが失われてしまう可能性があります。速醸法で作られた味噌は、たとえ無添加のように思えても、添加物が使われていたり、味噌の力が失われていたりする場合もあるのです。

天然醸造かどうかについて、多くはラベルで確認することができます。しかしラベルに表示されていなくても、天然醸造で作られた味噌もあります

ポイント5.材料は国産であること

無添加味噌は、原材料が国産品であることをチェックしましょう。
原材料に添加物が表示されていなかったとしても、材料の産地によっては、その安全性が不明確な製品もあるからです。

たとえば日本で消費されている大豆の多くは、海外からの輸入品に頼っています。そして輸入大豆にはポストハーベスト(農薬)や遺伝子組み換えといった、安全性への問題が指摘されています。

これらの問題は、添加物の有無に関することではありませんが、健康的な食を求めるならば、できるだけ安心できる製品を選ぶ意識は大事です。

好みの味噌を見つけるための予備知識

好みの味噌を見つけるための予備知識

味噌は、「麹」の種類や熟成期間の違いによって味や風味が異なります。それらの違いによる特徴をまとめました。

(1)「麹」の種類による違い

麹の違いによる味噌の特徴です。

米味噌・・・・米麹を使用

  • 麹と塩の割合によって「甘味噌」、「甘口味噌」、「辛口味噌」の3種類に分類されています。
  • 米味噌はお米が持つ甘みが特徴で、特に麹の割合が多いほど、色が淡く甘みのある味噌になります。
  • 種類が豊富で、いろいろな料理に合わせやすいこともあり、一般的に流通している味噌の多くが米味噌です。
百年蔵
米味噌イメージ

麦味噌・・・麦麹を使用

  • 味は「甘口味噌」「辛口味噌」の2種類あります。
  • 主に九州や中国、四国地方で作られていますが、関東でも作られています。
  • 米味噌に比べ、あっさりして、さらっとした味わいです。ほんのりと柔らかい甘みも特徴です。
  • 具だくさんの味噌汁や味噌鍋に向いています。また炒め物、味噌漬け、野菜ディップといった調味料のような使い方にもおすすめです。
マルカワ麦みそ
麦味噌イメージ

豆味噌・・・豆(大豆)麹を使用

  • 八丁味噌で有名な豆味噌は、主に東海地方で好まれています。
  • 米味噌や麦味噌に比べて、酸味があり、独特な香りと味を持つ個性的な味噌です。
  • コクがあるので、うどんなどの煮込み料理や赤だしの味噌汁などに向いています。
    また味噌のコクを活かして、カレーや炒め物の隠し味としても利用できます。

(2)熟成期間による違い

味噌は、熟成期間が長いほど色は濃くなります。「メイラード反応」と呼ばれる化学反応の影響です。

熟成期間の違いによる主な特徴は次の通りです。

短期熟成タイプ:白味噌(甘口)

白味噌といえば、関西地方でよく使われている味噌を思い浮かべるかもしれません。
しかし味噌についての呼び方は地域よって異なります。

たとえば信州で作られる淡い色の味噌を、白味噌と呼ぶ人もいます。
そこで、ここでは関西でなじみの深い白味噌を例にします。

白味噌は熟成期間が味噌の中で最も短い味噌です。(熟成期間は約1~2週間)塩分が低く、甘みのある味が特徴です。

白味噌の甘さは、甘酒に似ています。といのも、熟成方法は甘酒と同じ原理で、米麹を50℃以上で保温して熟成させるからです。

この甘みを活かして、西京漬けなど料理の調味料として使われることも多い味噌です。

長期熟成タイプ:赤色系味噌

熟成期間が長くなると、味噌は濃い赤色になります。こうした味噌は赤色系味噌と呼ばれています。

味噌は熟成期間が長くなるにつれて、塩がなじみ、まろやかに感じられるようになります。
そのため、赤色系の味噌は白味噌に比べると塩分は多いですが、だからといって塩味が強いわけではありません。

赤色系の味噌は、白味噌のような甘みはありませんが、長く熟成されることで、旨味が強くコクのある味に仕上がります。また香りが強いのも特徴です。

中間タイプ:淡色系味噌

淡色系味噌は、熟成期間が白味噌より長く、赤色系味噌より短い味噌で、色は山吹色または黄金色です。

塩分は白味噌より多く、また甘みもありますので、「塩味がちょっときいた甘みのある味噌」になります。
熟成期間が比較的短いため、さっぱりしています

おすすめ無添加味噌

☆米味噌のおすすめ6選

木村式自然栽培 奇跡の味噌

「奇跡のりんご」で知られる木村秋則さんから指導を受けて出来あがった自然栽培のお米と、 同じく自然栽培の北海道産大豆を使って作った自然みそ(うす塩味)

原材料名:米(岡山産)、大豆(北海道産/遺伝子組換えでない)、食塩(天日結晶塩)

口コミ
・味噌が苦手な家族がいます。白味噌しか食べませんが、こちらは美味しいと言っていました。白味噌ほど甘くないのに、甘味がある。素材にこだわり正直でいるのは大変でしょうけど、頑張って下さい。
・本当に美味しいお味噌です。素朴でまろやかな優しいお味なのに、しっかり旨味があります。お味噌汁がより一層美味しくなりました。素晴らしいお味噌です! このようなお味噌を作ってくださり ありがとうございます。

引用:Amazon

浅利佐助商店 無添加生みそ

秋田県産のあきたこまち米と、粒よりな大豆を使用した糀歩合10割の無添加生みそ

口コミ
・美味しかったです。 リピートしました。
・たいへん気に入っています。リピートしました。やさしくコクのある味噌です。お試しあれ!
・値段が少々お高めですが買って良かったと思います。味もマイルドで私にはちょうど良かったです。

引用:Amazon

マルカワ 有機みそ 日本

国産の無農薬の原料だけで作られた、辛口味噌。『有機みそ日本』は大豆10キロに対して米が8キロとなっており、他の味噌より大豆の香りが強い傾向にあります。
マルカワみそさんは、自然栽培(無農薬・無肥料)や有機栽培の作物を原料に、昔ながらの木桶熟成で味噌作りをしている無添加の味噌屋さんです。塩分濃度は12.5%。昔ながらの辛口味噌。

原材料:有機大豆(国産)、有機米(国産)、食塩

マルカワみそ
マルカワみそ
マルカワ味噌
蓋付きで使いやすい
味噌の空気穴
味噌の空気穴

口コミ
・味噌なんて棚にある普通の値段の物だと思ってましたが、この味噌はさすがに値段もいいが味もいい。味噌汁がこんなに旨いと思ったのはこの味噌だけです、そして旨いだけでなく体の細胞に行き渡ったと感じるような食後の満足を感じます。
・とても、美味しいお味噌です。今まで、味噌汁は、たまにしか作ることがなかったのですがこのお味噌で作る味噌汁は安定の美味しさです。市販のドレッシングが使えないのでこの味噌を使ってドレッシングを使ってます。

引用:Amazon

マルカワ 自然栽培味噌 未来

天然麹菌の無添加生味噌。自然栽培の原料だけで作った全国的に珍しいお味噌。
・有機米(宮城県産 / 田伝むし木村氏の自然栽培ササニシキ)
・有機大豆(北海道産 / 折笠氏の自然栽培白目大豆)
・食塩(塩田結晶塩、キパワーソルト ※9対1の割合で混合)

口コミ
・味噌そのものをご飯にぬって食べても塩辛く感じない、旨味と甘みのバランスが素晴らしい。残念なことに値段が高く一パックの量も少ないので家計にはよろしくないですが、最高の材料で作られているのでこれは致し方ないでしょう。 貴重な味噌です。

引用:Amazon

海の精 国産有機玄米味噌

天然醸造法で作られた、加熱処理をしていない生タイプの玄米味噌。
伝統的な製法にこだわり、杉樽で1~2年熟成させている。
原材料は、伊豆大島の海水から塩田と平釜を用いて生産した自然海塩「海の精」、日本の農家で栽培した非遺伝子組換えの米と大豆、秩父の城峰山で湧いている天然水を使用。

口コミ
・混ぜ物の多い味噌が多い中、真に健康的な味噌を探していました。味は期待していなかったので、自然材料だけを使ったダシを用意していましたが、実際にはダシを入れなくても十分美味しい味噌汁が出来ました。
・この味噌はとても美味しいです。海の精の塩を使うようになってから、とても体調がよく、夏バテもせず、この塩を使った味噌も食べてみたいと思い、注文しました。いつも自分のつくる味噌汁はいまいちだなと思っていましたが、この味噌を使うと本当に美味しい味噌汁が出来ます。

引用:Amazon

蔵出し一番味噌「極生」

生麹で仕込み熟成させた無添加・天然醸造の生味噌。
原材料は、長野県産の丸大豆、長野コシヒカリ、オーガニック天日塩。
清涼な風土の白馬村で、百年にわたり続いている自然醸造により、一年半ゆっくり熟成させている。(塩分10%)

口コミ
・自然の力が生きている商品。とても美味しい。

引用:Amazon

☆麦味噌のおすすめ2選

マルヤス味噌 無添加 愛媛県 麦味噌


四国愛媛の限られた地域(南予地方)のみで造られている、国内でも珍しいタイプの味噌。
麦味噌の芳醇な香りが際立つ極甘口で、昔からある味噌。(塩分7%)
マルヤス味噌は、愛媛地方一番の老舗。

※甘口のため、赤みそ、合わせ味噌主流の方は、現在ご使用のお味噌と混ぜて少しずつ味を変化させていくとおいしく頂けます。

原材料:はだか麦(愛媛県産)、大豆(愛媛県産)(遺伝子組み換えでない)、食塩(兵庫県産赤穂の塩)

口コミ
・甘口の味噌がお好みの方にお勧めです。味噌汁の他、豚の味噌漬けや酢味噌和え、炒めものにも合います。
・むぎみその塩分も極力少ない、優しい美味しさ。

引用:Amazon

マルカワ 有機麦みそ

国産の有機麦みそです(塩分12%)

原材料:有機大麦(国産)、有機大豆(国産)、食塩

口コミ
・いつもはスーパーの安い味噌を買ってました。健康を意識して麦味噌を食べてみたら出汁もないのに、おいしいです。
・こちらのお味噌は麦味噌特有の甘味がとても上品で味わいがあります。少量でも旨味が凝縮されていますので減塩にも役立っています。具材を選ばないのも秀逸。沢山の具材を入れると食べるお味噌汁に早変わりする程のボリューム。ちょっとお高めですが辞められません。

引用:Amazon

☆豆味噌のおすすめ

三年味噌 傳右衛門みそ

原材料は国産大豆と天日塩のみ。麹から全てを大豆で作っているので、小麦アレルギーの方にも安心。(塩分16%)
三年間じっくり杉桶で熟成された、深い旨みとコクのある味噌。また、寝かせるための杉桶は、江戸時代から代々受け継ぐ二百年物を使用。

原料:国産大豆、天日塩

口コミ
・豆味噌特有の渋み、苦み、酸味が程よく旨みに調和して本当に美味しいお味噌です、他の豆味噌では味わえないこの味噌特有の美味しさの虜になりました。おすすめです!
・本気マクロビで使える品質の豆味噌です

引用:Amazon

まとめ

「スーパーフード」である味噌は、健康食品です。スーパーフードとして味噌を選ぶのであれば、無添加であることが大切です。無添加味噌を選ぶときには、次のポイントをチェックしましょう。

  • 原材料が「大豆、麹、塩」だけであること
  • 酒精が入っていないこと
  • 加熱殺菌処理されていない生味噌であること
  • 天然醸造で作られた味噌であること
  • 材料は国産であること

Picture of まっさん(大塚雅代)

まっさん(大塚雅代)

慢性の皮膚トラブルがきっかけで、20代の頃から『無添加』を意識。完治した後も、無添加を取り入れるライフスタイルを、そのまま続けています。
40代からは『週末だけ田舎暮らし』という二住居生活を始め、50代に完全移住しました。
自家用の野菜やお米は、無農薬でつくっています。
ナチュラルな製品や無添加の製品が、世の中に少しでも増えてほしいと願っています。

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