健康食としてナッツを食べるのであれば、いろいろな種類が入って体にも良い「無添加ミックスナッツ」がおすすめです。
ナッツはビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で、現代人に不足しがちな栄養素をバランス良く補える食品として、高く評価されています。
ナッツの種類によって、含まれている栄養素は異なりますが、ミックスナッツにすれば様々な種類の栄養素を手軽に摂ることができます。
また無添加のミックスナッツは、砂糖や塩、油などが使われていないので、美容や健康、ダイエットにも役立ちます。
主なナッツの種類と特徴
はじめに主なナッツの種類と特徴を簡単にご紹介します。 無添加ミックスナッを選ぶときの参考にしてください。
アーモンド
- カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛といったミネラルがバランスよく含まれている
- 食物繊維が多いので、便秘予防やダイエットにもおすすめ
- ビタミンEが豊富。ビタミンEは「活性酸素を抑制して細胞の老化を防ぐ」、「脳細胞に活力を与える」といった作用がある。
- 皮膚の健康に役立つビタミンB2も含まれている
くるみ
- 血液をサラサラにするので健康に良い油とされる「オメガ3脂肪酸」が豊富
- 悪玉コレステロールなどから体を守る抗酸化物質(ポリフェノール)が豊富
- ビタミン、ミネラル、食物繊維といった日ごろ不足しがちな栄養素が補える
- 便秘予防やダイエットにもおすすめ
カシューナッツ
- 他のナッツと比べて柔らかいので、お子さんにもおすすめ
- 亜鉛が豊富。亜鉛は味覚を正常に保ったり新陳代謝をアップさせたりする
- 貧血の予防に役立つ鉄分が豊富
- 食物繊維(便秘予防)、ビタミンK(骨の形成)、ビタミンB1(皮膚の健康)なども含まれている
ヘーゼルナッツ
- オレイン酸、たんぱく質、ビタミンE、ミネラル、食物繊維などが含まれたバランスの良い食品。
- アンチエイジング・生活習慣病予防に。
- ビタミンEは活性酸素を抑制して、細胞の老化防止に役立つ
- ミネラル、食物繊維が豊富なので、便秘予防にもおすすめ
マカダミアナッツ
- 体に良いと言われる不飽和脂肪酸(脂質)が多い。不飽和脂肪酸は血行を良くしたり、悪玉コレステロールを下げたりする働きがある。
- 冷え性の改善や便秘解消の効果に役立つ食物繊維が含まれている
ピスタチオ
- 紫外線やブルーライトなどから目を守る働きがある「ルテイン」が含まれている
- 悪玉コレステロールを減らすオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富
- ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富なので、便秘予防やダイエットにもおすすめ
ピーカンナッツ
- ピーカン(ペカン)はクルミの仲間
- 「健康に良い油」と言われている不飽和脂肪酸が多く、抗酸化力やアンチエイジング効果はクルミ以上といわれている
無添加のミックスナッツを選ぶコツ
素焼きタイプを選ぶ
余分なカロリーを取らないためにも、油を使わずにローストされた(焼き上げた)、素焼きタイプがおすすめです。
無添加のナッツには、加熱していない生のタイプもあります。しかしローストしたものに比べると、どうしても「湿気ているような食感」や「クセのある味」が感じられて、苦手な方も多いようです。
無理なく食べやすいタイプを選びましょう。
味付けされていないことを確認する
ダイエットや健康の妨げにならないよう、塩で味付けされたり、砂糖やチョコレートでコーティングされたりしていないことを確認しましょう。
ナッツの種類を確認する
多くの製品は、3種類から7種類の範囲でナッツがミックスされています。さらに、そのほとんどの製品に、アーモンドとくるみが入っています。たとえば3種類のミックスナッツであれば、アーモンドとくるみプラス、それ以外のナッツという組み合わせになります。
もしナッツの好みがあるのなら、そのナッツが含まれているかどうか確認しましょう。
無添加ミックスナッツのおすすめ5選
共立食品 素焼きミックスナッツ
原材料:アーモンド・カシューナッツ・クルミ
東洋ナッツ食品 食塩無添加 クラッシー ミックスナッツ
原材料:アーモンド・カシューナッツ・クルミ・マカデミアナッツ・ピカン(ピーカンナッツ)・ピスタチオ
小島屋 直火深煎り焙煎 無添加 素焼き ミックスナッツ
原材料名: アーモンド・カシューナッツ・クルミ・マカダミアナッツ
究極の素焼き 7種のナッツ 神戸のおまめさん みの屋
原材料名:アーモンド・クルミ・カシューナッツ・ピーカンナッツ・ヘーゼルナッツ・マカダミアナッツ・ピスタチオ
タマチャンショップ ななつのしあわせミックスナッツ
原材料名:クルミ・アーモンド・カシューナッツ・ピーカンナッツ・マカデミアナッツ・ヘーゼルナッツ・ピスタチオ
食べるタイミング
ナッツを効果的に食べたい時には、次のようなタイミングがおすすめです。
- 小腹が空いた時のおやつに
- 食前や間食に食べて、ダイエット効果をアップ
- 時間のない時の朝食に
食べる量
1日に食べるナッツの量は、25gから30gがおすすめです。
目安としては、ひとつかみくらいの量です。
1日に食べる量を、小さな袋などに小分けにしておくと便利です。
ナッツを食べる際の注意点
ミックスナッツは1種類のナッツよりも種類が多いため、つい食べ過ぎてしまいがちです。ナッツは脂質が多くカロリーが高いので、食べ過ぎに注意しましょう。
ナッツは酸化しやすいので、開封後は密封容器に移すなどして、早めに食べるようにしましょう。また冷蔵庫での保管は、かえって湿気を増やしますので注意してください。
ナッツ類は、体質によってアレルギー症状を引き起こすことがあります。心配な方は食べることを控えるか、医師に相談しましょう。
まとめ
美容や健康、ダイエット には、 栄養素をバランス良く補える 無添加のミックスナッツがおすすめです。
製品を選ぶ際には、余分なカロリーを摂らないよう、砂糖や塩、油が使われていない、素焼きタイプの無添加ミックスナッツを選びましょう。