離乳食にも安心・安全。エキス類も不使用の無添加めんつゆおすすめ8選

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めんつゆは麺類のつゆとして使うだけではなく、煮物、おひたし、湯豆腐や鍋料理など、いろいろな料理の調味料として使う方が増えています。

時間がなくて料理に手をかけられないときでも、短時間で手軽にだしの効いた味付けができるとして人気があります。
そうした便利さもあって、赤ちゃんの離乳食に、めんつゆを使いたいと考えている人が、いるのではないでしょうか。

離乳食にめんつゆを使える時期は、生後9~11ヶ月頃の離乳食後期からです。
ただし離乳食をしている段階では、赤ちゃんの味覚や内臓の働きは、まだまだ未発達。

離乳食にめんつゆを使うのであれば、できるだけ質の良い無添加のめんつゆを、ごく少量だけ使うことが大切です。

質の良い無添加めんつゆの選び方

質の良い無添加めんつゆを選ぶときは、次のポイントをチェックしましょう。

ポイント1
「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」が入っていない

ぶどう糖果糖液糖や果糖ぶどう糖液糖は、「異性化糖(いせいかとう)」とよばれる甘味料です。

異性化糖は砂糖と異なり、たくさん摂取しても脳が満腹感を得ることができません。そのため摂り過ぎに気がつかず、肥満や糖尿病になりやすいことが問題になっています。

また異性化糖の原料であるコーンスターチ(トウモロコシ)は、ほぼ100%が海外からの輸入で、そのうちの約9割は、遺伝子組み換えされたトウモロコシです。

しかし今の日本の制度では、たとえ原材料に遺伝子組換えの素材が使われても、条件次第で、遺伝子組換えであることを表示しなくてもよくなります。

このように異性化糖には、安全性について多くの疑問があります。
めんつゆは、異性化糖(ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖)が入っていないものを選びましょう

ポイント2
「うま味調味料」が入っていない

「うま味調味料」は、「調味料(アミノ酸等)」や「調味料(アミノ酸)」と表示されています。以前は「化学調味料」と呼ばれていた食品添加物です。

うま味調味料を使うと、うま味が強調されたパンチのある味付けになります。

しかし、うま味には「味覚飽和(みかくほうわ)」と言って、一定の量に達すると、それ以上量を増やしても味を濃く感じなくなるという特徴があります。

そのため、うま味調味料によってうま味が強調された味付けを日々習慣にしていると、やがて味を感じるセンサーが麻痺(まひ)して食品本来の自然な味がわからなくなり、「味覚障害」を引き起こす可能性が指摘されています。

うま味調味料で味付けされた食品は、自然には存在しない不自然な味です。めんつゆは、うま味調味料(アミノ酸、アミノ酸等)が入っていない、自然なものを選びましょう

ポイント3
エキスなどの人工的なうま味が入っていない

質の良い無添加めんつゆを選ぶには、「酵母エキス」、「たん白加水分解物」、昆布、かつお節、魚介などの「エキス類」が入っていない商品をおすすめします。

酵母エキス、たん白加水分解物、各種エキス類は、うま味やコクを強化することを目的として、人工的につくられたうま味成分です。

分類上は食品扱いなので食品添加物ではありませんが、これらが入っている食品は、どこか不自然なうま味やコクがあります。またうま味調味料が入った食品と同じような、独特の後味もあります。

前述したように、うま味が強調された濃い味付けを日々習慣にしていると、「味覚障害」を引き起こす可能性があります。
特に味覚がまだ未発達なお子さんには、小さい頃からこうした人工的な味に慣れてしまわないよう気をつけましょう

おすすめの無添加めんつゆ

佐々長醸造 岩手名産 老舗の味 つゆ

佐々長醸造さんは、明治39年創業の老舗です。大自然に恵まれた環境で、「品質第一」をモットーに「こだわり」の品を提供しています。

作り手のこだわり

老舗の味 つゆは、仕込み水に、早池峰山麓のナチュラル・ ミネラルウォーターを使用。
職人さんが、手作業で時間をかけながら 大量のかつお節でだしを取ります。だしは”えぐみ”が出ないよう搾らない「一番だし」のみを使用。芳醇な香りと澄んだ色の、ぜいたくなだしを、 明治時代から使用している樽でつくられた醤油とブレンド。機械では出せない 深みのある味に仕上げています。

原材料
しょうゆ(小麦・大豆を含む、国内製造)、砂糖、かつお削り節(厚削り)、食塩、みりん

成分表示(100mLあたり)
エネルギー 104kcaL/たんぱく質 6.28g/脂質 0g、炭水化物 19.72g/ナトリウム 5700mg/食塩 14.51g

口コミ
・出汁をとり、このめんつゆで作った温蕎麦やうどんを食べながら「その辺の店よりウチで食べる方がよっぽど美味しいよね」と言っております。
・煮物に使ってみて出汁を入れなくてもこれだけで充分美味しくできました。

引用元:Amazon

光食品 有機めんつゆ

光食品さんは、オーガニックや国産の原料にこだわり、添加物や化学調味料などを使用せず、素材本来の味を生かした食品づくりを行っている会社です。
工場では衛生管理システムを採用して、原料面での安全だけではなく、製造環境における食品の安全性にも細心の注意を払っています。

また、安心・安全な国産原料を手に入れるため、社内に農業部門を立ち上げ、自社で有機野菜・果実を栽培する取り組みも行っています。

作り手のこだわり

醤油は、遺伝子組み換えされていない国産有機丸大豆を使い、1年以上熟成させた有機本醸造醤油を使用。
エキスを使わず、自社で国産かつおぶしと国産昆布から、だしをとっています。

有機米醗酵調味料は国産有機米・米麹、水を原料に、清酒酵母を使って醗酵させて作った「有機純米料理酒(加塩タイプ)」を使用しています。

砂糖は有機砂糖を、食塩はシママースを使用しています。
保存料、着色料、たんぱく加水分解物、酵母エキスは使用していません。

開封には栓抜きが必要です。

原材料
有機しょうゆ(有機大豆(国産)、有機小麦(国産)、食塩)、有機砂糖、有機米醗酵調味料、有機米酢、かつおぶし、こんぶ、食塩

口コミ
・カツオの風味が強くて食欲がそそられます。味もまろやかでした。
・キャップと注ぎ口も改良してほしい
・有機で化学調味料が一切入ってなく、産地をしっかり明記していて、安心。化学調味料(アミノ酸)系が入った食品で溢れかえっているので、それに慣れていると、最初は物足りないかもしれません。でも、本当に無添加のものって料亭の味になると思います。

引用元:Amazon

正金醤油 正金 つゆ

正金醤油さんは創業 大正9年の老舗。醤油の産地として有名な、小豆島(香川県)で営業を続けています。

つゆの材料にも使われる天然醸造の醤油は、創業当時から仕込みに使い続けている杉の木桶を用いてつくられています。そのこだわりの醤油を使って、無添加のつゆ、だしやぽん酢などがつくられています。

作り手のこだわり

「正金 つゆ」は、だしの材料に、風味と旨みにすぐれ、最高級とされる「鰹の本枯節」を使用。
国産丸大豆、国産小麦、天日塩を使用した天然醸造醤油と、砂糖を合わせて仕上げられた関東風つゆです。

原材料
しょうゆ(本醸造 大豆、小麦を含む)、砂糖、かつおかれぶし、食塩

成分表示(100ml中)
エネルギー 57kcal/たんぱく質 3.9g/脂質 0.0g/炭水化物 10.4g/食塩相当量 6.1g

口コミ
・こちらのつゆは甘味が強くなく、ほぼ手作りと同じ味で気にいっています。

引用元:Amazon

正金醤油 八方だし

作り手のこだわり

「正金醤油 八方だし」は、鰹の本荒節、片口鰯の煮干し、昆布を使用。
それらを自社で煮出し、国産丸大豆(遺伝子組み換えでない)を100%使用した天然醸造醤油とともに仕上げられています。

原材料
しょうゆ(本醸造)(大豆・小麦を含む)、砂糖、かつお節、煮干し、昆布、食塩

成分表示(100ml中)
エネルギー 51kcal/たんぱく質 3.3g/脂質 0.0g/炭水化物 9.5g/食塩相当量 6.1g

口コミ
・無添加で、原材料も安心で、美味しいので助かっています。
・もう10年以上リピートしてると思いますが、煮物の味付け、そうめんやうどん、何でも使ってます。良い調味料は家庭生活を楽しくしてくれますね。
・つゆの素は正直 美味しいと思ったものがなかったけど、これは美味しい

引用元:Amazon

マルシマ つゆ彩々(濃縮タイプ) 

創業 昭和31年、醤油の製造卸から始まったマルシマさん。有機(オーガニック)認証品、自然食品など、「豊富な食経験に裏付けられた安心な食べ物をできるだけ手を加えずありのままお客様にお届けすること」を第一に考えている会社です。

作り手のこだわり

「つゆ彩々」は、国産原料100%。3種類の「厚削り節」を贅沢に使用し、手間と時間をかけて丁寧にだしをとり、「国産醤油」と「本格三河みりん」を合わせてつくられています。

うま味調味料、エキス類、遺伝子組み換え大豆不使用

原材料
しょうゆ(国内製造・遺伝子組み換えでない)、節(かつお、そうだ、さば)、砂糖(てんさい)、みりん、食塩、米酢、(一部に小麦・大豆を含む)
*アレルギー物質(28品目):小麦、大豆、さば

ヤマロク 菊つゆ

ヤマロク醤油さんは、創業150年以上の歴史を持つ老舗。ヤマロク醤油さんの醤油は、すべて自然環境の下で職人さんの手作り。完全無添加で、製造工程に化学原料を一切使っていない、酵素が生きたままの醤油です。

作り手のこだわり

「菊つゆ」は、こだわりの原料を使用して、大杉樽でじっくりと熟成してできた、正統派の醤油「菊醤」がベースの贅沢なめんつゆです。

羅臼産の昆布と枕崎産のかつお節でだしをとり、種子島産の砂糖で甘口に仕上げた香り高いだし醤油です。

原材料
しょうゆ(本醸造)(黒大豆、小麦を含む)、みりん、砂糖、風味原料(かつお節、昆布)

口コミ
・旨味たっぷりで料理の味をワンランクアップ!

引用元:Amazon

節辰商店 出汁 だし 鰹たっぷりつゆ

節辰商店さんは170年の歴史があるだしの専門店です。

作り手のこだわり

原材料はすべて国内産。
選りすぐった上質のかつお節(枕崎産)、土佐清水産の宗田かつお節、北海道産昆布、国産干椎茸。
これらを組み合わせた濃いめのだしに、有機特選醤油と本みりんを組み合わせた、最上級の素材のみでつくられた無添加のつゆ。

化学調味料・着色料 無添加 遺伝子組み換えをしていない原材料を使用。

原材料
醤油(大豆・小麦を含む)(本醸造)、砂糖、ふし(かつお、宗田かつお)、食塩、みりん、昆布、干し椎茸

成分表示(100g当たり)
エネルギー 81kcal/たんぱく質 2.8g/脂質 0g/炭水化物 17.4g/食塩相当量 8.4g

桃屋 つゆ 特級

桃屋さんは、大正9年の老舗です。

作り手のこだわり

「つゆ 特級」は、醤油、砂糖、本鰹、みりんの4種類の原料だけでできたシンプルなめんつゆ。化学調味料は一切使用されていません。

だしは厚削り本鰹節の一番だしのみ、砂糖は本格的なそば屋さん同様、ザラメ糖が使われています。

美味しさを守るために、容器ビンは紫外線に強い黒ボトルを使用。黒ボトルは、再生ガラスを90%以上使用した“エコロジーボトル”です。

原材料
しょうゆ(本醸造)(小麦を含む)、かつおぶし、砂糖、みりん

成分表示(100gあたり)
エネルギー 71kcal/たんぱく質 4.1g/脂質 0g/炭水化物 13.7g/食塩相当量 6.4g

一般的なめんつゆと、良質の無添加めんつゆの原材料を比較

参考までに、一般的な市販のめんつゆと、良質の無添加めんつゆの原材料を比較してみましょう。

一般的な市販のめんつゆ

Y社

原材料
しょうゆ(小麦・大豆を含む、国内製造)、ぶどう糖果糖液糖、食塩、砂糖、かつおぶしエキス、ふし(かつお、そうだかつお)、たん白加水分解物、醸造酢、魚介エキス、酵母エキス、デキストリン / 調味料(アミノ酸等)、アルコール

※「調味料(アミノ酸等)、アルコール」は食品添加物です。
※「ぶどう糖果糖液糖、かつおぶしエキス、たん白加水分解物、魚介エキス、酵母エキス」は、不自然な味付けの原因になる原材料です。

N社

原材料
有機しょうゆ(本醸造)、砂糖、かつおぶし、食塩、みりん、酵母エキス、醸造酢、こんぶ、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)

※化学的なうま味調味料、食品添加物は不使用ですが、不自然な味付けの原因になる酵母エキスが使われています。

良質の無添加めんつゆ

S社

原材料
しょうゆ、砂糖、かつお削り節、食塩、みりん

離乳食にめんつゆを使うとき、気をつけること

赤ちゃんの離乳食にめんつゆを使えるのは、カミカミ期(離乳後期の生後9~11ヶ月頃)からです。離乳食に慣れてくる離乳後期になれば、風味づけ程度の味つけができるようになります。

ただし、めんつゆは、うま味を効かせた大人向けの味付けです。
たとえ無添加のめんつゆであっても、使うときは、ごく少量だけにとどめましょう
使用量の目安は、大人が食べて物足りなく感じるくらいの味付けです。

離乳食でめんつゆを使うことのよくある質問と答え

Q:離乳食にめんつゆを選ぶ際のポイントは何ですか?

離乳食にめんつゆを選ぶ際には、添加物や香料、着色料などの有無を考慮することが大切です。
添加物や保存料などの入っていない、無添加のめんつゆを選ぶことがおすすめです。

Q:離乳食のめんつゆに無添加を選ぶメリットは何ですか?

無添加のめんつゆは、化学的な添加物や人工的な成分が含まれていないため、アレルギーや過敏症のリスクが軽減される可能性があります。

また無添加のめんつゆは自然な風味やうま味を持っているので、食材の本来の味を楽しむことができ、赤ちゃんの味覚を健全に育てることにも役立ちます。

Q:離乳食にめんつゆを使う際の注意点はありますか?

めんつゆには塩分が含まれていますので、塩分摂取に注意して、適切な量を使うように心がけてください。
大人が食べておいしいと感じる量は、使い過ぎの可能性があります。

Q:めんつゆを使った離乳食のレシピ例を教えてください。

・蒸してやわらかくした野菜に、めんつゆを少量加える
・白身魚を蒸して細かくほぐし、少量のめんつゆを絡める

などがあります

まとめ

赤ちゃんの離乳食にめんつゆを使えるのは、離乳後期(生後9~11ヶ月頃)からです。
赤ちゃんは、味覚や内臓の働きが未発達な段階なので、離乳食にめんつゆを使うときは、質の良い無添加のめんつゆを選び、ごく少量だけ使うようにしましょう。

Picture of みやび(大塚雅代)

みやび(大塚雅代)

慢性の皮膚トラブルがきっかけで、20代の頃から『無添加』を意識。完治した後も、無添加を取り入れるライフスタイルを、そのまま続けています。
40代からは『週末だけ田舎暮らし』という二住居生活を始め、50代に完全移住しました。
自家用の野菜やお米は、無農薬でつくっています。
ナチュラルな製品や無添加の製品が、世の中に少しでも増えてほしいと願っています。

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